宅麺レビュー

最新レビュー一覧

2025年05月14日

カレーはカルダモン、シナモン、クローブ、生姜などのスパイスによる爽やかでスウィートな香り、トマトと玉葱の優しい甘味がサラサラの口当たりと共に口内へ運ばれてきます。
豚バラの脂分でややオイリーですが、辛味は微弱で、野菜のまろやかな旨味とトマトのフルーティな酸味により、全体的にソフトな味わいとなっています。
 
具の豚バラ肉は一般的なポークビンダルーのようなワインビネガーや穀物酢ではなく黒酢で漬け込まれており、食感はもっちり軟らかく、刺激のないマイルドな酸味とコクのある味わいとなっています。
私も豚肉や羊肉のマリネに黒酢をよく使うので、このポークビンダルーは個人的にも好みです。
 
ライスはジャポニカ米で、ホロホロとした歯ごたえを残しつつ、モッチリと炊かれた5分精米。
白米よりも栄養価と食物繊維が豊富で、噛むほどに甘味が出るので、しっかり噛んで消化良く頂きましょう。
なお袋に切れ目を入れてレンチンでも解凍可能ですが、本商品に限らず冷凍ライスはレンチンだと端部分が硬くなる場合があるので、ふんわり仕上げたい場合は袋に切れ目を入れずにそのまま湯煎がお勧めです。
 
プリプリに軟らかく煮込まれた黒酢の豚角肉が存在感を発揮していますが、カレー自体も刺激を抑えた素材重視のナチュラルな味付けで、
マクロビにも通ずるような健康的な一皿になっていると思います。私は大好きです。

5

2025年05月14日

スープは鶏ベースに牡蠣を乗せた塩清湯。牡蠣は通常品と変わらず濃厚に出ており、あっさりかつクリーミーな味わいですが、
塩分濃度は約1.7%、Brix値は約10.8%と、通常品に比べ塩味が弱く甘味が強い調味で、旨味もしっかりと添加されています。
牡蠣アヒージョに関しては通常品と違いニンニクが効いておらず、オイル量も大分カットされたため、アクセントとしては不足を感じます。
なおトッピングしても油分の浮力がないため、殆どが丼底に沈みます。
 
麺は菅野製麺所のスクエア型角刃中細ストレート。
むかんで使用している三河屋製麺の麺とはやはり趣が変わりますが、しなやかなプリコリ食感で、スープとの絡みも上々。
 
付属トッピングは低温調理の豚肩ロースレアチャーシュースライスだったものが煮豚の豚バラロールスライス2枚に変更。
バラ海苔もぶどう山椒も付かないので、むかんの味に出来る限り近付けたい方は事前にご用意を。
 
牡蠣の成分自体は通常品と変わらずしっかり出されているので、牡蠣を食べやすくライトにしたというよりも、牡蠣の味わいと風味はそのままで、
甘味旨味を強め、ニンニクと油分をカットしたアッサリ仕立て、といったほうが表現としては妥当かなと思います。
そもそも実店舗の牡蠣塩に雑味エグみは無いので、牡蠣についてはこれ以上抑えてしまったらむかんの味として成立しなくなる気がします。
 
こちらは実店舗製でも宅麺CK製でもなく、麺は超一流ブランドの菅野製麺所、スープは日本ハム系食品メーカーなど、其々の具材が大手メーカーの製造委託となっており、美味しさの面では期待できます。
ただ、あくまで監修商品の冷凍通販という事になるので、宅麺コンセプトの「お店そのままの味」とは少しズレてしまっているような気もします。
 
私は店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者としてプロの作った作品に点数を付けるのはおこがましいという理由で、星は全部5にしていますが、この監修シリーズに関しては宅麺のプロデュースに対して評価しています。

5

2025年05月14日

スープはガラ濃度も塩分濃度及びBrix値も通常品の伝説担々麺と大きな違いはなく、白練り胡麻を効かせたボテボテのクリーミーな濃厚ド乳化タイプに変わりはありませんが、
通常品よりも魚粉感が強く、鰹のテイストが前面に出ています。
 
麺は菅野製麺所のスクエア型角刃太ストレート。
通常品同様ラーメンの極太平打とは別のタイプとなっており、カットは短めで啜りやすく、麺肌の適度な凹凸とプリプリモチモチとした食感もスープとマッチしています。
 
付属トッピングの肉味噌はコク深く通常品よりもやや甘めで、筍のコリコリ食感とピリリとした辛味も良いアクセントとして機能しています。
 
ただホワイトソースもラー油もナッツの食感も構成から外され、味自体も大将の作った限定時代の伝説の担々麺とはほぼ別物となっており、
また一般的な日本式担々麺とも四川風とも違う味わいで、鶏白湯魚介と胡麻ラーメンとジャージャー麺と日本式担々麺を組み合わせたような面白い感覚のラーメンとなっています。
 
通常品よりも食べやすいかマイルドかは食べ手側の好みや受け取り方にもよると思いますが、個人的には大将の担々麺にしかなかった特長と個性が通常品以上に消されてしまったような印象を受けました。
 
ただ伝説の担々麺自体が初見の方や限定時代の味を求めていない方、ちばからタイプの濃厚乳化スープがお好きな方なら満足のゆく一杯になっていると思います。
自分好みのトッピングや調味料をアレコレ加えたり、〆のライス投入まで満遍なく楽しめます。
 
こちらは実店舗製でも宅麺CK製でもなく、麺は超一流ブランドの菅野製麺所、スープは日本ハム系食品メーカーなど、其々の具材が大手メーカーの製造委託となっており、美味しさの面では期待できます。
ただ、あくまで監修商品の冷凍通販という事になるので、宅麺コンセプトの「お店そのままの味」とは少しズレてしまっているような気もします。
 
私は店主へのリスペクトと、同じ飲食に携わる者としてプロの作った作品に点数を付けるのはおこがましいという理由で、星は全部5にしていますが、この監修シリーズに関しては宅麺のプロデュースに対して評価しています。

7

ぐる. ・20代/男性

2025年05月13日

お値段高めでしたが気になって購入。
ジビエという事で控え目ですがやんわりと獣臭がします。
味は少し薄く感じましたが美味しいと思います。
ただ、ルーが油でシャバジャバしてたので少しくどい印象。

0

KOU ・40代/男性

2025年05月13日

辛さ耐性は弱くもなく強くもない普通ですがけっこう辛いです。
ただ美味しいとも思うので辛旨でした。
スープ1口目で盛大に咽せましたが😅

野菜や途中でチーズ入れたりすれば
食べやすくなると思います。
最後はご飯にスープをかけておじや風にして締めました😋

ご馳走様でした

0

めがです ・40代/男性

2025年05月12日

富士丸の系譜と聞いて暴れん坊を想像していましたが、食べてみるとかなりバランスの考えられた優等生な雰囲気だったので、供給が安定すると、意外ともみじ屋や俺の生きる道のライバルになりうるかも、と思いました。

スープは非乳化で、油の甘みと醤油のコクがグッときつつも、しょっぱすぎない印象を受けるお味。
豚はプルプルのバラではなく、しっかり目の肩ロース系ですが、ポークステーキかというほどのサイズと厚みのわりに、噛めばほぐれるギュチすぎない豚で、こいつが全体の重みを軽減し、ボリュームありつつもスッキリした印象を与えてくれます。
アブラはしっかり味のついた豚カスアブラで、先述の豚の肉質のおかげか、全投入しても重くなりすぎず、ヤサイをモリモリ食べ進めさせてくれます。
麺は他の似たものより若干細めですが、しっかり縮れてワシワシ感もありつつ、むわっと小麦の香りもする啜りやすい麺で、比較的食べやすいです。

総合すると、ボリューム感やパンチはあるんだけど、豚や麺の工夫でバランスが取れており、宅麺非乳化系のスタンダードな選択肢になるポテンシャルがあると思いました。

1

淳屋 ・50代/男性

2025年05月12日

九州に居ながらすず鬼さんを味わうことができるなんて、素晴らしい時代に感謝。実店舗に行ったことはないけど、友人から送られてきた訪麺時の写真とほぼ同じクオリティに仕上がって驚愕でした。
味もボリュームも強烈で、具材の肉が多すぎて準備していたご飯にオンザライスしながらいただきましたが、食べても食べてもなかなか減らない^^;太い麵はスープによく絡み、終始汗だくでマラソンしているかのように一心不乱に食べ続けました。
平時はもちろん、ちょっと元気ない時や勝負ごとの前にはもってこいの元気ラーメンかもしれません。
ごちそうさまでした。

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