元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年08月20日
8
つけ麺で名を馳せる名店「麺屋一燈」。そんな一燈から、食べ応え抜群のつけ麺が登場!桜色の昆布水に多様なトッピング、そして〆のライスとチーズまでついた、大満足必至の逸品!
価格
1,500
円
(税込1,620円)
外袋を開ければ、そのアイテム数に驚かれる方も多いだろう。その数なんと9袋。これには、このつけ麺のポテンシャルを最大限感じてほしいという坂本店主のこだわりが込められている。まず驚くべきは昆布水がピンク色をしているということ。真昆布とガゴメ昆布に桜エビを加えて作られたもので、視覚的にも海老感を味わうことができるこだわりの昆布水だ。そして、店主おすすめの食べ方で麺を食したのちにたどり着くビスクは海老感がこれでもかというほどに感じられ、コク深い旨みが押し寄せる。付属のフライドオニオンを足せばさらなるコクと食感がプラスされ、気づけば完飲してしまう至極のつけ汁となる!
国産小麦を使用した太麺は、ぜひ坂本店主流の食べ順で味わってみてほしい。まず桜色をした昆布水に浸した麺をそのまま食す。それぞれの風味をしっかりと感じたら、次はバジル塩を麺に乗せて一口。そして3口目には、ソースピストゥ(ハーブとトマトを使用したフレンチのソース)を麺にかけて味わう。この段階までで麺がなくなってしまいそうになるが、そこは食べてしまいたい気持ちをグッと堪えてほしい。つけ汁まで到達すれば、さらなる喜びがあなたを待っている!〆にはプチライスとチーズを入れてレンジアップすることで、チーズビスクリゾットにすることができるため、スープを飲んでしまいたい気持ちとの戦いになるだろう。心もお腹も絶対満足できる、最高のつけ麺だ!
「ラーメンで多くの人を幸せにしたい」という思いから、使用する食材にとことんこだわり続ける職人肌の坂本店主。その坂本店主が師と仰ぐのは、「茨城大勝軒」グループで共に修行した、中華蕎麦とみ田の富田店主だ。共に修行をしていく中で、ラーメンに対する熱い情熱と、一杯に妥協をしない強い精神力を学び、現在も軌範としている。次世代のラーメン業界を担う「麺屋一燈」が魂を込めて作り上げた最高の一杯を是非、堪能してほしい。
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店舗名 | 麺屋一燈 |
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住所 |
〒
124-0023
東京都葛飾区東新小岩1-4-17 |
電話番号 | 03-3697-9787 |
営業時間 | 【平日】11:00~15:00/18:00~21:00 2019年10月から
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定休日 | 年末年始・夏季休業 |
坂本 幸彦
好きなラーメン屋
受賞歴
【お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー】
第12回 つけ麺部門・第1位
第13回 つけ麺大賞
麺、スープ、剥きエビ、昆布水、ソースピストゥ、フライドオニオン、バジル塩、プチライス、チーズ
○半熟煮卵/○チャーシュー/◎玉ねぎ(刻み)/○ブラックペッパー/○一味唐辛子
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変580g(麺150g)
麺(小麦粉(国内製造)、卵、小麦麦芽/かんすい)、スープ(オマール海老スープ(鶏ガラだし、オマール海老、玉ねぎ、にんじん、洋酒、なたね油、トマトペースト、にんにく、セロリ、生姜、こしょう)、唐辛子、こしょう/調味料(アミノ酸等)、ソルビトール、酸味料、シクロデキストリン、増粘剤(キサンタンガム)、香料)、剥きエビ、昆布水、ソースピストゥ、フライドオニオン、バジル塩、プチライス、チーズ、(一部に小麦・えび・卵・鶏肉を含む)
熱量159kcal
タンパク質6.7g、脂質4.2g、炭水化物23.6g、食塩相当量1.21g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「かに・乳成分」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年08月20日
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スープはオマールヘッドをブランデーで焼き上げ、そこに一燈のベースである鶏スープとブーケガルニを合わせ、しっかり濾した後にトマトペーストで整えたビスク・ド・オマール風。
香ばしい海老の風味、鶏とトマトの濃厚でまろやかな口当たりと柔らかい酸味、セロリの爽やかな香りがビスク感のある味わいを作り上げています。
ビスク・ド・オマール風といえば、海老丸さんのラーメンも宅麺からリリースされていますね。
ちなみに「ビスク」とは、現代では「甲殻類を使ったポタージュ」を指すのが一般的で、ビスク自体にスープの意味が含まれているため、「ビスクスープ」というのは二重表現に当たります。
例えるなら「味噌汁スープ」や「お粥ライス」と言うのと同じ事なので、「スープ」は付けずに「ビスク」とだけ呼ぶのが正しい表現です。
麺は多加水のスクエア型角刃太ストレート。粉の詰まった非常にコシの強いガチムチの食感で食べ応えがありますが、量は茹で前で約150gとつけ麺にしては少な目です。
昆布水は綺麗な桜色をしており、海老がほんのり香るまろやかな優しい味わい。一口目はスープに浸さず、まずは麺と昆布水のみで味わってみましょう。
次に付属のバジルソルトを麺にパラっとかけて頂くと、塩との対比効果により麺の甘味がグッと引き立ちます。
ソース・ピストゥにはトマコンも加えられており、麺に絡めるとしっかりとした酸味とニンニクの風味が味にメリハリを与えてくれます。
ちなみに「ピストゥ」とは、端折って説明するとフランスのプロヴァンス地方の言語で、フランス公用語で言う「パテ」、英語で言う「ペースト」を意味します。
つまりバジルペースト(練り物)の事で、これに松の実を加えるとイタリア料理の「ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ」になります。
本来ソース・ピストゥにもペスト・ジェノヴェーゼにもトマトは使わず、バジルはもっと量を使うので、こちらは独自のアレンジが施されたピストゥ風のタレ、という事になります。
フライドオニオンはスープにコクと甘味、ザクザクとした食感を与えてくれますが、〆のリゾットにも使えるので、つけ麺に全部使わずに少々残しておくとよいです。
海老は有頭のバナメイが2尾。ボイル済みで殻も剥かれていますが、有頭は鮮度が落ちやすいので、冷凍でも賞味期限を守ってなる早で頂きましょう。
麺が終わったらライスをレンチンしてスープをかけ、チーズを散らして〆のリゾットが完成です。
チーズは軽く炙ると香ばしさとコクが加わるのでお勧めです。先述のフライドオニオンも好相性なので、こちらにもトッピングしましょう。
ブラックペッパーや付属のバジルソルトも味を引き締めてくれます。
なお一通り味変して麺や昆布水を浸した後のスープは色々な味が混ざり濃度も薄くなっている為、リゾットを濃厚な状態で頂きたい場合、スープは食べる前につけ麺用とリゾット用に予め分けておくとよいです。
ただ昆布水で割った後のスープも旨味甘味がブーストされており、この状態でライスを投入するとリゾットというよりサラサラの雑炊状になりますが、それはそれで文句無しに美味しく仕上がります。
様々な味変が楽しめるテーマパークのようなつけ麺で、一杯としての満足度は非常に高く、これだけの味変アイテム数なので麺が足りなく感じられますが、
各々の味変をじっくり楽しみながら頂くと、〆のリゾットまで含めて最終的には中々のボリューム感になると思います。