元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年10月01日
10
こだわり抜いた食材を1つ1つ丁寧に調理し1杯の丼に命を宿す。逸材の店主が創り上げる、新時代の完全無添加無化調汁無しラーメンをご自宅で是非!
価格
2,000
円
(税込2,160円)
タレは、群馬県産高級豚から抽出したアブラ+上州牛アブラと、蔵で育てられた天然醸造醤油のみを数種類ブレンドして熟成させたカエシ、そこに青森県産高級ニンニクが加えられた一品となっている。この厳選された至高の食材たちの旨味を最大限に引き出すのが小路店主。お客様に楽しんでいただきたいという思いのもと、丁寧に情熱を込めて作られたタレは、完全無添加無化調らしからぬ旨味を持っており、やみつきになること間違い無し。
北海道産小麦100%使用の高密度ゴワモチ平打ち麺は、タレとの絡みや啜り心地が抜群。また、茹で加減次第でバキゴワからツルモチまで幅広い食感を楽しむ事ができる。チャーシューは贅沢に3種類入っており、群馬県産高級豚を角切りにし炙った香ばしい豚チャーシュー、しっとり柔らかく仕上げた赤城どりの炙りコンフィ、そして濃厚な旨みを持つ和牛の牛すじペースト。それぞれの肉が持つ食感や風味が麺と絡み合い、直火の香ばしさと肉の旨みをダイレクトに堪能することができる、まさに至高の一品。
かつて全国的にも名を知らしめた、あってりめんこうじ安中原市店が生まれ変わり『improv.』としてオープン。小路店主が作り上げる、引き込まれてしまう独特な世界観と、間違いないラーメンの美味しさで幾多の人を虜にし続けている。店舗で提供されるラーメンは日替わりとなっており、新作も多く出るため、行くたびに様々なラーメンとの一期一会の出会いを楽しむ事ができる。お店のSNSにて1ヶ月間の営業スケジュールとともにメニューも公開されているため要チェック。常に進化し続けるimprov.からは今後も目が離せない。
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店舗名 | improv. |
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住所 |
〒
379-0133
群馬県安中市原市2丁目2−8 |
電話番号 | https://x.com/improvramen https://www.instagram.com/improvramen/ |
営業時間 | 月木金
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定休日 | 不定休
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小路 百太
好きなラーメン屋
受賞歴
麺、具入りタレ(チャーシュー)
☆もやし(炒め)/☆キャベツ(炒め)/☆揚げねぎ/☆にんにくの再仕込み醤油漬け(刻み)/☆卵黄/☆パルメザンチーズ/☆鰹節パウダー/◯マヨネーズ/◯ブラックペッパー◯リンゴ酢◯唐辛子
☆お店と同じ味を楽しむ具材 ◎お好み ◯味変410g(麺200g)
麺(小麦粉、食塩、蒙古王かんすい)具入りタレ(豚肉、鶏肉、牛肉、醤油、豚脂、牛脂、鶏脂、にんにく、塩、昆布、味噌、みりん、白醤油、椎茸、生姜、ねぎ、玉ねぎ)(一部に小麦、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉を含む)
熱量322kcal
タンパク質10.3.g、脂質17.2.g、炭水化物31.5g、食塩相当量1.54g
(サンプル品分析による測定値)
原材料表記枠内に記載(商品発送日より40日間)
要冷凍 -18℃以下
※本品は「乳・卵・ごま・さけ・さば・えび・かに」を含む製品と同じ場所で製造しています。
◆開封後はお早めにお召し上がりください。
◆賞味期限内にお召し上がりください。
◆湯煎時や麺茹での際は火傷には十分ご注意ください。
◆電子レンジや直接火にかけての解凍は絶対行わないでください。
元料理人で現コンサルなラヲタ ・40代/男性
2025年10月01日
10
こちらはマネーの虎にもご出演されていた「あってりめんこうじ」の店主、小路五郎さんのご子息のお店で、「あってり」というワードでピンとくる方もいるんじゃないかなと思います。
ただ本品はあってり麺とは別物で、タレはブレンド醤油がベースですが、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などの旨味成分を食材と調味料から組み合わせる事により、無化調ながらも強烈な旨味の爆発が起こっています。
非常にコク深く濃厚で、また塩分濃度もかなり高く、油分も多い為、無化調とは思えないジャンク感を生み出しています。
またニンニクと生姜も効かされているので、タレ単体でみると生姜焼きのような味がイメージとして浮かぶかもしれません。
麺は平打の太麺で、茹で時間は2〜5分と幅広く指定されていますが、2分だとグッチリと粉の詰まった食感となり、5分に近いほどモチモチとした弾力と強いコシが生まれます。
MAX5分茹でても十分な硬さに仕上がるので、ヤワめがお好きな方はもう少し長めに茹でても良いかもしれません。汁無しや油そばの麺は軟らかく茹でたほうがタレとの絡みが向上します。
そしてタレが白っぽくトロトロに乳化するまで最低100回以上はしっかり混ぜ合わせる事で、タレがソース状に変化して麺とガッツリ絡み合い、油そば本来の真の美味しさが生まれます。
付属トッピングは説明書きにある通り、チャーシューブロックと鶏コンフィと牛スジのミックスとなっていますが、
タレの中に沈めて一緒にパックしてしまった為にタレの強い塩味までもが染み込んでおり、各々の具材本来の味が分かりづらくなってしまっています。
また全体的にも塩味が強くオイリーなので、美味しく頂く為にも必須とされている追加トッピングは不可欠です。
卵黄は味をまろやかに、ヤサイは塩味を中和し、チーズはコクを、ニンニクはパンチを、鰹粉は旨味の相乗効果を、揚げネギは食感の変化を生み出す役割を果たしてくれます。
トッピングを加える前の麺とタレと肉を混ぜただけの状態でまずは味見したところ、トッピングを加えた後に比べて塩味は尖り、
油分も重く、本来の美味しさとは程遠いアンバランスな味だったので、必須トッピング(特に卵黄とヤサイは必要最低限)の乗せ忘れには十分ご注意下さい。
ヤサイは店主アドバイスの通り、茹でるのではなく、しっかりと炒めて香ばしさを十分に引き出しましょう。味が濃い為、モヤシは100g(半袋)、キャベツは30gほどあっても良いかもしれません。
ニンニク醤油に関しては、一般家庭だと再仕込み醤油はないかもしれませんが、濃口醤油で代用する場合は、
醤油大さじ1に煮切った本味醂を小さじ1/4ほど加え、そこに刻んだ生ニンニク3〜4粒分和え、密封して冷蔵庫で2〜3日漬け込むとそれなりに仕上がります。
ただし生のニンニクを漬けるので常温保存は厳禁、必ず冷蔵庫で寝かせて下さい。
様々な食材との親和性が思った以上に高く、色々なトッピングを乗せれば乗せるだけ美味しくなる汁無し麺となっていますので、お値段分は楽しめるよう必須の具材はしっかりと準備しておきましょう。
というかせめて鰹粉と粉チーズと揚げネギくらいは付属してくれても良かったんじゃないかなと思います。
また店主アドバイスのタレを使った炒飯は私からもお勧めします。
炒め油もタレのオイルを使い、肉も具材として加えると、香り立つ絶品の肉炒飯が出来上がります。
炒飯にせずとも残ったタレに追い飯も最高なので、ライスはスタンバイしておきましょう。
ただ具材のInスープだけはやはり残念で、折角の食材への拘りもタレの塩辛さのせいで、台無しとまではいかずとも伝わりづらくなってしまった印象です。
油そば系のタレは塩分濃度が桁違いなので、チャーシューなどの具材はラーメンのようにスープと一緒にせず、個別にパックしてもらうよう店側に協力を仰いだほうがよいと思います。